Soul Mate Club

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中学2年のころ、私を1番可愛がっていてくれた父方の祖父が亡くなりました。

生涯で100回以上献血をして紫綬褒章を授与するほどに、誰かにひたすらに与えることを厭わない人です。

そんな祖父にかけた最後の言葉は、

「なんでお母さんはお父さんと別れてはいけないの?」

当時は中学生、離婚調停中の両親に対して何をどうしていいかもわからず、ただその場を切り抜けることに必死でした。

すると何の前触れもなく祖父は他界。

自分が祖父を死なせたような感覚で、本当に後悔しか残っていません。

そして両親が離婚したあとすぐ、今度は目の前で母親が死にかけるという状況に直面しました。

家族とは何か?
どうして死は突然訪れるのか?
そもそも人は何のために生きているのか?

ずたずたに引き裂かれた心を癒すほどの知恵も経験もなかったし、正直これらの問いかけに対する明確な答えが欲しいわけでもなかった。

ただただその感情をどうにかしたかったんです。

そんな時に無条件に寄り添ってくれたのが音楽、1番近しい家族がそんな状態でしたから他に感情のはけ口はありません。

そしていつもならただ音楽に包まれているだけの感覚のはずが、1つ1つの曲を作る人がいつもその背景に存在することに気づかされました。

どうして人は楽しい時に楽しい曲を聴いて盛り上がり、哀しいときに哀しい曲に想いを馳せて心を落ち着かせるのか。

それはひとえに、音楽があなたの心の友だから。

言葉では表現できない嬉しさや切実な思いを感じさせてくれるから。

こうして私は音楽を通して人に救われ、負から正の状態へと変わったのです。

私の人生は間違いなく今も、

音楽を通して多くのアーティストが救ってくれている一瞬一瞬の連続に他なりません。

Soul Mate Club Organizer
長嶋 迅/Jin Nagashima

 

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